よくあるご質問
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Q.修理をご依頼頂く前に
A.
検電器・検相器につきましては、修理を御依頼頂く前に、下記についてお調べ下さい。
【症状】
1.テストスイッチを押しても動作しない(鳴らない、発光しない)
2.動作がおかしい。
3.HP型検相器の送信側、受信側それぞれテストスイッチでの単独動作(発光)はするが、組合せ動作しない
【チェックする状態】
電池切れ(電池電圧低下)になっていませんか?
【対処方法】
新しい電池に交換し、テストスイッチにて動作を御確認下さい。
(電池交換のみという修理事例が多く発生しています)
電池交換後も正常動作しない場合は、御購入頂きました代理店へ御相談下さい。
※以下の場合は、修理が不可能となる事がございますので予め御了承願います。
①確認の結果、水漏れ・結露・汗などによる腐食があった場合、及び内部基板が著しく破損・変形している場合。
②部品の改造・加工が原因となる故障・破損の場合。
③古い機種で部材が生産されていない場合。 -
Q.保証期間、保証範囲、修理対応など
A.
当社の製品保証、修理対応について御案内します。
■保証期間
当社の製品(検電器類)保証期間は、製品のご購入後1年間です。
但し、継電器類は運転開始から1年間、または当社出荷日より18ヶ月間の何れか短い期間となります。(当社の製品保証規定による)
■保証範囲
保証期間内に正常な使用状態において故障、不具合が発生した場合は、速やかに無償にて
修理、改造または代替品との交換を行います。
但し、お客様により分解や改造が施された場合や、電池などの消耗品、自然劣化については保証範囲外となります。
また、本保証範囲は当該製品についてのみを対象とするものであり、製品使用時の器物破損、設備停止、人的被害など、間接損害や拡大損害、特別損害についてその責を負うものではありません。またその補償も致しかねます。
■修理対応
修理に際しましては、ご購入になられた販売店へ依頼をお願いいたします。販売店が不明
な場合は当社営業へお問い合わせ下さい。なお、電気安全機器という製品の性格上、外観
および電気的性能には異常が無い場合でも、更新推奨時期(Q4参照)の観点から、製品
の更新をお勧めすることもあります。
修理後の保証期間は6ヶ月となります。保証範囲は修理をした当該箇所のみであり、保証期間内であっても新たに発生した故障の場合は当該保証の対象外となります。
■修理対応期間(補修用部品の保有期間)
製品の販売終了後、5年間以上を目安に補修部材を確保しておりますが、部材の不足、部品
メーカの製造中止等により修理不能となった場合には、修理対応期間を短縮する事が有りま
すので、御了承のほどお願いいたします。
なお、修理不能となった際には代替品提案とさせていただく場合もあります。
※「検電器・検相器・アースフック 修理・更新・点検のご案内」PDF資料をご利用下さい。 -
Q.検電器の定期点検、校正試験
A.
弊社では高圧及び特高検電器の定期点検を推奨しております。下記「忘れずに定期検査を」ご参照下さい。
また御購入の検電器・検相器・検電器チェッカーなどの定期点検や校正試験を承っており、校正試験成績書・校正証明書・トレーサビリティーの発行(有料)も行なっています。但し、アースフックなど一部の製品については校正試験の対象外となりますので、当社営業部や各支店営業所または販売代理店様へお問い合わせの上、ご依頼下さい。
~忘れずに定期検査を~
検電器は法的(労働安全衛生規則)に決められた定期自主検査の対象外です。しかし検電器は、ペンチ・ドライバーなどの作業工具とは異なり、電気関係の作業において作業者の感電災害を防止する重要な安全用品の一つであり、定期的に耐電圧性能を確認することが望ましい、とされています。(検電器安全指針)
①高圧及び特別高圧検電器は、製品に応じて下記の定期自主検査を推奨いたします。
●短尺タイプ高低圧検電器(HSF-7,HSE-7T1,HSE-7Gなど使用時に高圧ゴム手袋着用が前提)1年に1回程度、試験電圧10kV以上で1分間の耐電圧試験を行って下さい。
(検電器安全指針RIIS-TR-85-2)
●上記以外の機種(検相器も含む)
半年に1回程度、最高使用電圧x2倍の電圧で1分間の耐電圧試験を行って下さい。
(労働安全衛生規則第351条絶縁保護具等の定期自主検査、絶縁保護具等の規格第9条 活線作業用器具の耐電圧性能に準ずる)
②検電器の内蔵電池は、使用しなくても電池単体の自然放電がありますので、定期検査のときチェックし、交換しておきます。 -
Q.検電器・検相器・アースフック 修理・更新・点検のご案内
A.
検電器・検相器・アースフックを安全にご利用頂く為に、
点検や修理、更新をご検討下さい。
なお、PDF資料をご参照、ご利用ください。 -
Q.更新推奨時期(検電器、検相器、検電補助機器など)
A.
検電器、検相器等の製品は大切に扱って頂ければ、長期に渡ってご利用頂くことは可能です。しかしながら部品の経年変化や取扱上の衝撃による微小クラックなど、構成部品の強度や絶縁性能に機能低下が発生する事は否めません。
安全にご利用頂くためにも下記の更新推奨時期を製品管理にお役立て下さい。
■更新推奨時期
・低圧検電器 HTE-610/HT-670/HT-680D/HTE-700Dシリーズ:3~5年
・高低圧検電器(短尺) HSC-7/HSE-7/HSF-7シリーズ:5~7年
・高低圧検電器(伸縮式) HSG-6/HSN-6/HSS-6シリーズ:5~7年
・高圧、特高用検電器(伸縮なし) HST-1.5N/20N,HS-90N:5~10年
・高圧、特高用検電器(伸縮式) HST-30/70/170/250,HS-1.5NJ/HVCシリーズ:5~7年
・検相器(無線式、光ファイバー式) HP/HPIシリーズ:5~10年
・活線接近警報器 HX/HXA/HXWシリーズ:5~7年
・充電検出器、充電表示器 HXC-3K,HXG-1,HH-6/6A,HHV-6T:5~7年
・検電器チェッカ HLA-1/1A/2G/N1/N2,HLL-1/6D:10年
※接地線や光ファイバーケーブルなどの付属品は除く。
注記
上記の更新推奨時期は、使用頻度や使用環境等により大きく変動することがあります。
また、更新推奨時期に関わらず使用前点検や定期点検時に異常がみとめられた場合は、
使用しないで下さい。 -
Q.受託試験
A.
国内有数の試験設備と長年の経験を活かし、他社製品も含め各種試験を承ります。
最高電圧AC300kVの耐電圧試験装置をはじめとして、
配電線模擬電柱、AC6.6kV高圧電路の地絡事故を模擬検証できる高圧模擬配電設備、
AC10kA大電流試験装置や振動試験機などを完備しています。
弊社の営業窓口へ御問合せの上、ご依頼ください。 -
Q.「修理・校正・点検」のご依頼
A.
「修理・校正・点検」をご依頼の方は下記リンク先をご確認ください。
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Q.校正試験・定期点検について
A.
御購入の検電器・検相器・検電器チェッカーなど、
弊社製品について「定期点検」や「校正試験」などを承っております。
校正試験成績書・校正証明書・トレーサビリティー(有料)の発行も行なっておりますので、
御購入の販売店へ御問い合わせ下さい。
尚、アースフックなど一部製品については校正対象外の製品もございます。 -
Q.修理を御依頼頂く前に
A.
検電器・検相器につきましては、修理を御依頼頂く前に、下記についてお調べ下さい。
【症状】
1.テストスイッチを押しても動作しない(鳴らない、発光しない)
2.動作がおかしい。
3.HP型検相器の送信側、受信側それぞれテストスイッチでの単独動作(発光)はするが、組合せ動作しない
【チェックする箇所】
電池切れ(電池電圧低下)になっていませんか?
【対処方法】
新しい電池に交換し、テストスイッチにて動作を御確認下さい。
それでも調子が良くない場合は、御購入頂きました代理店へ御相談下さい。修理品で電池交換のみという製品が多く発生しています。
※以下の場合は、修理が不可能となる事がございますので予め御了承願います。
①確認の結果、水漏れ・結露・汗などによる腐食があった場合、及び内部基板が著しく破損・変形している場合。
②部品の改造・加工が原因となる故障・破損の場合。
③古い機種で部材が生産されていない場合。 -
Q.活線接近警報器は校正可能でしょうか。
A.
活線接近警報器は検電補助機器となるため、校正は受け付けておりません。
点検試験で動作の確認は可能となっております。 -
Q.アースフックは校正可能でしょうか。
A.
アースフックは点検の対象外となるため、校正は受け付けておりません。
点検試験で外観確認等可能です。