よくあるご質問

検電器の総合的なご質問

  • Q.ネオン発光式検電器

    A.

    ネオン放電管に放電々圧以上の電圧が加わると、微小な電流でも鮮やかな紅橙色にグロー放電する特徴を利用したもので、構造が非常に簡単で取り扱いやすいため、低圧から高圧、特高用の検電器に従来から広く用いられています。欠点として、明るい場所ではその発光が確認しにくいこと、また、絶縁電線被覆の上からの検電は不能です。(ネオン発光式検電器は生産終了製品です)

  • Q.電子回路式検電器

    A.

    検電器内部に電池と半導体電子増幅回路を内蔵し、微弱な検出電流を内蔵回路で増幅し、見やすい表示灯を点灯させたり、スイッチング回路と発振回路を使って音声周波数に変換して、確認しやすい音響を発生することで、充電、停電の判別を行うものです。

    増幅回路の設計によって、種々の特性を有する検電器が製作でき、高・低圧共用形が可能であるとともに絶縁被覆の上から検電できるのが大きな利点です。また、電子回路式では電池と内蔵回路を簡単にチェックできるボタンを備えているので、検電器の機能保持の確認が容易です。

  • Q.製造年月/年月日、製造番号の表記について

    A.

    検電器の銘板などに「製造年月日又は製造年月、製造番号」を記載しています。※HTE-700D/DLの場合は、キャップを抜くと現れる電池ケースの側面に記載。

    例えば、製造年月/年月日のみの表記で左下画像のように「製造2019.6.O」とあれば「2019 年6月24日製造」及び「製造ロット番号 2019.6.O」を意味します。※ロット生産の場合は、製品1台ごとの製造番号はありません。

    また、例えば5桁表記で「2206〇」の場合は、製造年月日は「2022年6月製造」を表し、末尾の数字は1日~9日を表し、末尾がアルファベットの場合は、A=10日・B=11日・C=12日・・・T=29日・U=30日・V=31日となります。従って「2206〇」は、2022年6月24日製造で、製造ロット番号 2206Oとなります。

    尚、ロット生産しない製品は、製造年月及び製造番号を記載しています(右下画像を参照)。

  • Q.取扱説明書はどこからダウンロードできますか?

    A.

    下記リンクよりダウンロードをお願い致します。

検電器の正しい使い方

  • Q.使用前点検を確実に

    A.

    検電器は、作業者の生命を守る大切なものです。常に保管や取扱いを丁寧に行い、使用する前には必ず外観および動作の確認を行って下さい。

    ①対象の電路について、検電器の使用電圧範囲が適合しているかどうかを確認して下さい。

    ②目視により検電器の破損・汚れ・傷・ひび等の有無を点検して下さい。

    ③電池内蔵の検電器は、テスト釦によって内部回路や電池電圧が正常であることを確認して下さい。

    ④既知の電源又は検電器チェッカー(写真)などを用いて検電器の動作が正常であることを確認して下さい。

  • Q.低圧用検電器で高圧を検電してはいけない

    A.

    低圧用検電器は高感度検電器です。このような高感度の検電器を高圧に使用すると次のような問題があります。

    充電電路の周囲にできる電界分布が電線の配置や周囲の接地物の状況によって大いに異なる為、電線からの距離による電界の大きさは必ずしも一定せず、低圧検電器の耐電圧以上の距離内に接近してしまう危険があります。

    また検電すべき電路の近くに別の充電電路がある場合には、停電電路が充電されているかのように検電器が動作することもあります。

  • Q.検電にあたっての注意点

    A.

    ①検電(停電確認)前に、開閉器・表示灯・回路図等により電路の状態を確認して下さい。

    ②検電器の種類によって、絶縁棒を伸ばして固定するなどの正しい準備を行って下さい。

    ③検電中は、検電器の握り部以外には触れないようにして下さい。

    ④高圧検電の際、電路から60cm以内に接近するときは絶縁保護具の着用が必要です。従って、短尺タイプ(全長約20~25㎝)の高圧検電器を使う場合は、必ず絶縁ゴム手袋を着用しなければなりません。

    ⑤雷発生時や遮断器・開閉器の開閉時など、サージ電圧が発生する恐れのあるときは、検電器の使用を中止して下さい。

    ⑥雨中での検電は原則として避けます。止むを得ず行う場合、検電器の構造上雨中での動作が信頼できる事、また検電器の水ぬれ状態に注意し感電の恐れがない事を確認して下さい。

    ⑦検電は一相ごとに各相について行って下さい。

    ⑧誘導による不要動作を避ける為、検電器をアース側から電路へと近づけて検電して下さい。

    ⑨高圧電力ケーブルは、導体が導電テープで遮へい接地されているので被覆の上から検電することはできません。但し、高圧ケーブル端末に特に設けられた検電用端子に専用検電器を用いて検電する場合があります。

  • Q.検電器の当て方

    A.

    検電器の握り部をしっかりと持ち、対象電路に接触させます。被覆電線(遮蔽付き電線を除く)の上から検電するときは、検知部を十分に電線上に当てないと(接触面積が小さいと)、心線と検知金具との間の静電容量が小さくなり、動作感度が鈍くなります。

  • Q.携行及び保管時の注意

    A.

    ①検電器はていねいに取り扱い、落下・下敷きなど衝撃や強い力が加わらないように注意して下さい。

    ②夏期に路上に放置したり、自動車内など高温になる場所に置かないよう注意して下さい。

    ③冬期に暖かい屋内から急に屋外の寒いところへ持ち出したとき、またはその逆の場合には、検電器に結露を生じて動作機能に影響を与えることがあるので、注意して下さい。

    ④保管は直射日光の当たらない、屋内の乾燥した、ほこりの無い清潔な場所を選ぶようにして下さい。

  • Q.忘れずに定期検査を

    A.

    検電器は法的(労働安全衛生規則)に決められた定期自主検査の対象外です。

    しかし検電器は、ペンチ・ドライバーなどの作業工具とは異なり、電気関係の作業において作業者の感電災害を防止する重要な安全用品の一つであり、定期的に耐電圧性能を確認することが望ましい、とされています。(検電器安全指針)



    ①高圧及び特別高圧検電器は、製品に応じて下記の定期自主検査を推奨いたします。

    ●短尺タイプ高低圧検電器(HSF-7,HSE-7T1,HSE-7Gなど使用時に高圧ゴム手袋着用が前提)
    1年に1回程度、試験電圧10kV以上で1分間の耐電圧試験を行って下さい。
    (検電器安全指針RIIS-TR-85-2)

    ●上記以外の機種(検相器も含む)
    半年に1回程度、最高使用電圧x2倍の電圧で1分間の耐電圧試験を行って下さい。(労働安全衛生規則第351条 絶縁保護具等の定期自主検査、絶縁保護具等の規格第9条 活線作業用器具の耐電圧性能に準ずる)

    ②検電器の内蔵電池は、使用しなくても電池単体の自然放電がありますので、定期検査のときチェックし、交換しておきます。

  • Q.検電器・検相器が故障かな?と思ったら

    A.

    【症状】
    1.テストスイッチを押しても動作しない(鳴らない、発光しない)
    2.動作がおかしい。
    3.HP型検相器の送信側、受信側それぞれテストスイッチでの単独動作(発光)はするが、組合せ動作しない
    【チェックする箇所】
    電池切れ(電池電圧低下)になっていませんか?
    【対処方法】
    新しい電池に交換し、テストスイッチにて動作を御確認下さい。
    それでも調子が良くない場合は、御購入頂きました代理店へ御相談下さい。
    ※以下の場合は、修理が不可能となる事がございますので予め御了承願います。
    ①確認の結果、水漏れ・結露・汗などによる腐食があった場合、及び内部基板が著しく破損・変形している場合。
    ②部品の改造・加工が原因となる故障・破損の場合。
    ③古い機種で部材が生産されていない場合。

  • Q.PVサイトにおける検電の注意点と漏電確認

    A.

    太陽光発電システムの直流電路は、パワコンや開閉器のオン・オフ状態により、DC非接地
    回路になる場合があり、このとき電路の対地電圧は不安定になります。
    この状態で対地間電圧を検出する検電方法では、電路の充電の有・無を正しく判断できません。
    PV設備に対する検電について実証を行い、使用方法を整理しましたので、正しくご使用
    いただきますようお願い申し上げます。
    詳細はPDF(下方をクリック)、または資料ダウンロード(会員登録)の上、ご参照下さい。
    太陽光発電システムの直流電路は、パワコンや開閉器のオン・オフ状態により、DC非接地
    回路になる場合があり、このとき電路の対地電圧は不安定になります。
    この状態で対地間電圧を検出する検電方法では、電路の充電の有・無を正しく判断できません。
    PV設備に対する検電について実証を行い、使用方法を整理しましたので、正しくご使用
    いただきますようお願い申し上げます。
    詳細はPDF(下方をクリック)、または資料ダウンロード(会員登録)の上、ご参照下さい。

低圧検電器について

  • Q.HTE-610L型の白色LEDライトがすぐ消えてしまうのですが異常でしょうか?

    A.

    HTE-610L型の白色LEDライトは電池電圧が2.0V以下になると自動的に消える設計です。電池容量が少ないなどの「粗悪な電池」をご利用になった場合は、短期間で2.0V以下になってしまい点灯しなくなります。この場合、違う電池メーカの新しい電池と交換してください。

  • Q.HTE-610型が動作したままで止まらないのですが。

    A.

    HTE-610型はお客様で感度調整が可能です。感度ダイヤルを左に回すと高感度(鋭敏)になり、誘導が多いなど周囲の環境によっては動作したままで、止まらない場合がございます。このような場合は、電池消耗が早くなる場合もありますので、感度調整ダイヤルを右に回してご使用ください。

  • Q.HT-680D型とHTE-610型の相違点は?

    A.

    HT-680D型は、使用電圧範囲AC、DCともに50〜600Vで、交直両用の裸線専用低圧検電器です。

    HTE-610型は使用電圧範囲AC50〜600Vで、交流専用の被覆の上からでも検電可能な低圧検電器です(出荷時は、IV2sqにて40Vの感度調整で出荷しております)被覆上でも動作するタイプですので、御使用頂く場所によっては死線活線の判別が難しい場合がございますが、ドライバーレスでお客様で感動調整が可能です。

  • Q.HT-680シリーズの後継機種は?

    A.

    HTE-700シリーズとなります。下記リンクより仕様の詳細確認をお願い致します。

  • Q.低圧検電器はどのように選定すれば良いでしょうか。

    A.

    低圧検電器の製品選定表が下記リンクにございますので、ご使用の用途に合わせてご選定ください。

  • Q.低圧検電器に製造番号の記載はありますか?

    A.

    低圧検電器に個別の製造番号はなく、ロット番号が記載されております。詳細は「検電器の総合的なご質問」Q3.に記載しております。

  • Q.HTE-610LとHTE-610L-Rはどう違いますか?

    A.

    HTE-610L-RのRは赤色(RED)を表しており、HTE-610Lは赤色(RED)のみとなりますため、同じ製品でございます。

  • Q.HT-670で極性・導通をはかることは可能ですか?また、導通をはかる検電器はありますか?

    A.

    ACの接地側の判別は可能です。
    しかし、DCの極性・導通をはかることは出来ません。
    また弊社ではそういった機能を持ち合わせた検電器は製作致しておりません。

高低圧検電器について

  • Q.HSF-7型に製造番号はありますか?

    A.

    ロットで製造しており、個別の製造番号は設けておりません。
    例えば、下の画像のように表記されており、「製造2021.6.H」は「2021年6月17日製造」及び「製造ロット番号 2019.6.H」を意味します。
    末尾のアルファベットは、A=10日・B=11日・C=12日・・・T=29日・U=30日・V=31日となります。従って「末尾のH=17日」となります。尚、1日~9日の場合は、末尾にその数字を表記します。

  • Q.HSF-7型が100V回路で反応しないのは何故でしょうか?

    A.

    既知の電源(コンセント等)又は検電器チェッカ(検電器試験器)で検電器の動作確認をして下さい。
    検電器が正常に動作する場合は、100V回路の確認をして下さい。
    非接地回路の100V回路では、HSF-7型は動作しない場合があります。
    こういった場合は、動作開始電圧が50V以下であるHTE-700Dシリーズ、HT-670型もしくはHTE-610などの低圧用検電器を御使用下さい。

  • Q.HSF-7型を使って検電したところ、電位のない所でも反応したのは何故でしょうか?

    A.

    次の2つが考えられます。
    ①周囲の充電物による静電誘導を受け検電対象物に電圧が発生している。検電する対象物が停電していて接地されていない場合、近くに他の充電物があると静電誘導により電圧が発生し、この電圧に反応して動作する場合があります。

    ②周囲の充電物による静電誘導を受け人体又は検電器自体に電圧が発生している。作業者が充電物近くで検電する場合には、作業者自身が付近の充電物による静電誘導を受け帯電している事があります。こうした場合、検電対象物が停電状態であっても検電器の両端には電圧差が生じている事になり、この電圧により検電器が動作する場合があります。

    対策としては、充電物より離れアース側から近づいて検電して下さい。

  • Q.HSS-6,HSS-6Bで操作棒を短くした状態で高圧を検電出来ますか?

    A.

    検電出来ます。しかし、必ず絶縁ゴム手袋を装備してください

  • Q.HS-7型,HSA-7型は修理対応可能ですか?

    A.

    当製品は廃番製品である為、修理に必要な部品が無い場合がございます。
    その場合は修理が不可能となりますので、現行機種であるHSF-7型を御購入頂くことをお奨め致します。

  • Q.HSS-6,6Bで絶縁電線OC線(60sq・38sq)の上から3.3kVを検電できますか?

    A.

    仕様上φ5mmのOC線にてAC1000V±200V(対地間電圧)「動作開始電圧(対地電圧)は1500V」となっています。
    この時、線間電圧は1000×1.732=1732Vであり、
    絶縁電線の径が大きくなるほど動作し易い為ご質問の条件においては検電可能です。

  • Q.HSS-6型の電池交換をしたところサイズが合いませんが…

    A.

    電池金具のへたりが生じていますので修理が必要です。へたりは電池交換時の衝撃などが主な原因です。
    また、電池(LR44)の厚みはJIS規格によって5.0〜5.4mmと定められておりますが一定の厚みではありません。
    この為電池交換時に薄い電池に偏ってしまいますと、電池の接触不良が発生する場合があります。
    ※電池の接触不良は動作不良の原因となりますので電池交換後は必ず動作点検を行って下さい。

  • Q.HSN-6A型とHSN-6型の相違点は?

    A.

    使用電圧範囲が変わりました。
    品名 HSN-6型 → HSN-6A型
    電圧 AC100〜25kV → AC100〜7kV(※10.5kV)
    DC50〜21kV → DC50〜7kV(※21kV)
    ※ケーブル耐電圧試験時のみAC10.5kV,DC21kVまで使用可能
    (ただし、絶縁棒を伸ばして絶縁手袋を装着してください。)

  • Q.HSN-6A型は耐電圧試験(AC10.5kV)に使用できるか

    A.

    以前からAC耐電圧試験への適用要望があったが特別高圧作業であるため危険と判断してお断りしておりました。しかしながらご要望が多い為、
    再検討した結果、①絶縁棒を伸ばして離隔距離を確保する。
    ②絶縁手袋を使用する。の2条件を守れば問題ないと判断しました。
    なお耐電圧性能はAC50kV(1分間)を確認しており全く問題ございません。

    (注意)
    耐電圧試験時に接地(対地)側を検電確認する際、充電部からの静電誘導により
    人体もしくは検電器本体から接地側に微小な電流が流れて検電器を動作させる場合があります
    (逆誘導と言います)。その場合は検電器に接地線を取りつけますと、
    逆誘導による不要動作を防止する事が出来ます。
    この様に不要動作の懸念がある為、
    接地線の無いAC高圧専用検電器HSS−6B,HSG−6等では耐電圧試験へのご利用は推奨しておりません。

  • Q.接地線の圧着端子が変形しているが、そのまま使用して良いか?

    A.

    接地線圧着端子の変形やキズ・破損は、接地線外れの原因になりますので使用しないで下さい。
    接地線が外れた状態では、直流電路の検電ができませんので感電事故の原因になります。
    【補足 作業前点検時の注意事項】
    必ず作業前点検で接地線の断線や圧着端子の変形、キズや損傷が無いかを確認してください。
    接地線の圧着端子を検電器接地端子に外れないようにしっかり固定してください。
    固定後は、端子の金属部が露出しないよう絶縁カバーで覆ってください。
    また接地線圧着端子に負荷がかからないように取扱いに注意願います。
    負荷がかかると、圧着端子の変形により接地線外れの原因になります。
    またやむを得ず、負荷がかかる場合はビニールテープなどで接地線を絶縁棒に固定して負荷を分散するようにしてください。

  • Q.HS-1.5NR型、HS-1.5NR型の操作棒は着脱可能ですか?

    A.

    はい。頭部+操作棒2本継ぎ仕様になっています。

  • Q.HS-7型,HSA-7型は校正試験は可能ですか?

    A.

    可能です。ただし、著しく感度が外れていた場合などで修理が必要な場合、校正できません。

  • Q.HS-7型,HSA-7型の電池は何ですか?

    A.

    四角い9V乾電池6F22(S-006P)になります。

  • Q.HSS-6B1、HSN-6A1は前機種より何が変更されましたか?

    A.

    操作棒の径、長さ、収納ケースの大きさが変更となりました。

  • Q.高低圧検電器はどのように選定したらよいでしょうか。

    A.

    高低圧検電器の選定表がございますため、ご使用方法に合わせてご確認頂ければと存じます。

特高検電器について

  • Q.HS-90N型の動作開始電圧は?

    A.

    AC1000V ±20%、 DC3000V ±20% となります。

  • Q.HS-20N型で検電をする時、高圧ゴム手袋の着用は必要ですか?

    A.

    労働安全衛生規則第344条(特別高圧活線作業)では、
    特別高圧の充電電路の接近限界距離は22kV以下で20cm、22kVを超え33kV以下で30cmとなっており、
    HS-20N型では離隔は保てますが、安全のため絶縁用保護具を着用する事をお勧め致します。

  • Q.HS型検電器の絶縁棒の材質は?

    A.

    ガラスFRP(Fiber Reinforced Plastic)略称:GFRPです。
    表面はウレタン塗装を施しております。

  • Q.HST-30型は、被覆上から検電可能でしょうか?

    A.

    3〜34.5kVの使用電圧範囲ですが、被覆はφ5mmOC線で
    3000V以下(対地間電圧)の動作開始電圧ですので、
    6kV以上の絶縁電線の検電は可能です。

  • Q.特高検電器の選定はどのように行ったほうが良いでしょうか。

    A.

    特高用検電器の選定表がございますので、ご使用の用途に合わせてご確認頂ければと存じます。

鉄道用検電器について

  • Q.HS-1.5NR型検電器の検知部および接地線にチェッカーHLA-N1を接続し、チェッカーのスイッチオンした時に検電器が緑点滅する場合があるが正常か?

    A.

    検電器(又は検電器チェッカー)の異常です。使用しないで下さい。

  • Q.HS-1.5NR型検電器で、チェッカーHLA-N1の赤又は青線のみを検電器検知部に接続し、もう一方を接地線に接続しない状態でチェッカーのスイッチオンした時に、検電器が発音発光する場合があるが正常か?

    A.

    検電器チェッカーの高周波ノイズにより検電器が交流動作している状態です。
    動作することは異常ではありませんが、チェッカーの使用方法が正しくありません。
    必ず検電器検知部および接地線にチェッカーの赤・青線を取り付けてください。
    また、チェッカーでの確認は、極性を変えて(クリップをつなぎかえて)2回行ってください。
    どちらか一方でも発音発光しない場合は、検電器(又は検電器チェッカー)の異常ですので使用しないで下さい。

  • Q.HVC-1.5N2で直流耐圧試験時に充電されていることの確認を行ったところ、0V表示となる。

    A.

    直流耐圧試験器の出力が負極性になっている可能性があります。
    HVC-1.5N2は負極性の電圧は検電できない仕様になっております。
    もし、負極性であれば、試験器のアースを検電器の先端部、
    試験器の出力を検電器の接地極(マグネット部)に接続していただきますと、正常に動作します。
    (試験は必ず接地確認の緑ランプが点灯している状態で行ってください)

  • Q.HVC-1.5N2からHVC-1.5N3型になり何が変更されましたか?

    A.

    軽量化 約4kg→2.3kg
    点検機能が簡素化され、テストリード線が不要になりました。
    点検促し機能の追加でさらに安全に作業可能に。
    その他スペックは下記ページにてご確認をお願い致します。

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